割れたダッシュボード1
割れたダッシュボード2
古い車は、ダッシュボードが割れてしまっていることが多いのですが、車両に装着したまま修理するのは難しく、交換や修理を行う場合は脱着が必要になります。ダッシュボード脱着は、非常に骨の折れる作業です。というのは、内装系作業の中では、という話。足回りのアームブッシュ交換や、エンジンやトランスミッションの作業に比べればはるかに楽です。力がいらないし、失敗しても走行に影響がないので、プレッシャーも少ない作業です。
しかし、内装系の中では、二度とやりたくないくらいの面倒な作業なので、初めて行う人は心して取りかかってください。
プラスドライバー(2番)が必要です。他には、一般的な内装剥がしを用意すると作業しやすいのでおすすめです。
初めにコンソールを外します。手順はこちらの記事を参照してください。
下部のネジを1本はずす
インパネを外します。下部にネジが1本あるので、まずはそれを外します。
その後、エアコンルーバーを前から引き抜きます。NAロードスターの場合、特に工夫しなくても引っ張れば抜けます。引き抜くと、上部に2本ネジがあるので、これらを外します。
カプラーを抜く
計3本のネジを外すと、前に引っ張ることができますが、ハザード類のカプラーがあるので、それを外します。これでパネルを外すことができました。
パネルが外れた状態
オーディオを引き出す
オーディオのカプラーを抜く
オーディオ類を外します。ネジ4本でとめられているので、それを外せば前に引き出せます。引き出したあとは、カプラーとラジオアンテナを外してください。
エアコンパネルは外さなくても平気ですが、表面に傷がつくのも良くないので、単体で外しておいた方が安心ではあります。
エアコンのコントロールユニットを外します。この手順は後日記載します。
(続きは後日・・・)