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トランクが開きにくいときの対処法

トランクがきしんだり、上がらない

旧車あるあるですが、トランクが開きづらかったり、上まで開けるときしむことがあります。20年オーバーくらいの車両は多いのではないかと思います。この場合、適切なポイントにグリス類をスプレーすることで解消するので、ご自分の愛車のきしみポイントを確認しましょう。

金属接点にグリスをスプレー

金属同士の接点に金属用グリスをスプレーする

写真はすでにクラシックカーに足を踏み入れたNAロードスターですが、NAロードスターのトランクは大抵3箇所にグリスをスプレーすることで解消します。他の車も接点がどこか見ればわかると思いますので、適宜探して見てください。

この車両の場合、大きいヒンジのところに注目しがちですが、実はそこはあまりきしみ原因にはなりません(例外もあります)。きしみポイントは、細い金属バーのところで、左右の金属接点が主なきしみポイントです。金属同士の接点が最もきしみやすいので、金属接点を見つけてください。金属同士の接点には、金属用グリスをスプレーします。スプレー後、トランクを何度も開け閉めしてみてください。

ダメなら樹脂接点も試す

樹脂の接点にシリコングリースメイトをスプレーする

金属接点にグリスを塗っても完全に解消されない場合は、樹脂接点も対処します。樹脂接点の場合は、金属用グリスでは樹脂が劣化するので、シリコンスプレーか、シリコングリースメイトを使います。写真ではちょうどセンター部分に樹脂接点があるので、ここにシリコングリースメイトを吹きかけます。

ついでにヒンジも吹きかける

ヒンジも可動部なので、金属用グリスを吹きかけておいて損はありません。ついでにやっておきましょう。

グリスは、余分についていると汚れが付着するもとになるので、余った部分は拭き取っておきましょう。